骨の成長が大きく関与しています。
身長を伸ばすシステム、つまりメカニズムは骨の発達が大きく関与
しています。
脊椎と足の骨の端にある骨端線が重要な役割をになっており、
コラーゲンにカルシウムとリンが一緒になり骨を形成します。
骨端線は分かりやすく言えば長い骨の両方の先にある軟骨で出来
た部分で軟骨芽細胞がそこで骨の元になるコラーゲンを作りだし
ているというメカニズムです。
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そのために軟骨芽細胞がどんどん増えて骨が成長し手足が伸びて
いくと言うことです。
第二次性徴が終わる頃には骨端線は普通の骨に変わるって来るた
めに骨端軟骨の発達は止まってくるというものです。
また成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性腺ホルモンが背の伸びに
大きく影響を与えているのは周知の通りですね。
成長ホルモンは脳下垂体の視床下部からでるその分泌刺激ホル
モンの影響で血液に流れることにより全身に運ばれて軟骨芽細胞
に直接働きかけることにより、その増殖と成長を促すのではない
かと考えられているようです。
甲状腺ホルモンは成長ホルモンのの働きに対応するための各細胞
の働きを高める作用を行い、これが不足すると軟骨芽細胞の働き
が悪くなり、成長ホルモン活動に対応不足が起きるといわれてい
ます。
性腺ホルモンが不足すると第二次性徴が起きにくいため身長は伸
びて行かないということになりますが、個人差もあり、16歳位
でものすごく一気に背が伸びる事も事例があります。